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伊豆料理 初鰹のうずわ(生青とうからし味噌なめろう)
伝統を「生初かつお」で書き換える贅沢
静岡県伊豆地方、特に東伊豆の伊東周辺で古くから愛されてきた漁師料理をご存知でしょうか。
その名も「うずわ」。
本来はソウダガツオ(ヒラソウダ)を使用する郷土料理ですが、当店では今月の主役である「豊洲市場直送の生初かつお」を贅沢に使用し、現代的な洗練を加えた「なめろう」スタイルで提供いたします。
青とうがらしの衝撃
「辛さ」ではなく「香り」を味わう
この料理の最大の肝は、わさびでも生姜でもなく「生青とうがらし」を味噌と共に叩き込む点にあります。
初かつおの凛とした赤身の旨みに、青とうがらしの鮮烈な香りと突き抜けるような辛みが加わることで、かつお特有の風味を劇的に引き立てます。
一口食べれば、鼻から抜ける爽やかな薫風。
それはまさに、春の相模湾の潮風を感じるような、刺激的でいて清々しい体験です。
チョット自慢したくなるプチ知識
「うずわ」の名前の由来
ところで、なぜこの料理を「うずわ」と呼ぶかご存知ですか?
それは、原料となる魚の背中にある「渦(うず)のような輪(わ)」の模様に由来しています。
かつて漁師たちが船の上で、獲れたての魚を包丁で細かく叩き、限られた調味料で素早く栄養を補給した「ソウルフード」がこの料理の原点です。
当店では、店内の厨房で職人が「生」の状態から丁寧に捌き、かつおの繊維を活かしながら叩き上げます。一度も冷凍していない「生初かつお」だからこそ成し得る、もっちりとした粘りと舌触り。
この「鮮度への執着」こそが、伝統料理を究極の逸品へと昇華させるのです。
楽しみ方の流儀
まずはそのまま、青とうがらしの刺激と味噌のコクを。
そして、少しだけ「日本酒」を含んでみてください。
辛みが酒の甘みを引き出し、酒がかつおの旨みを増幅させる。
まさに大人だけに許された、春の夜の嗜みです。








