本ページで紹介するメニューは、一部店舗では提供しておりません。また、店舗によって使用している食材の調理方法や盛り付けが異なる場合がございます
※当日の入荷状況等、詳細は各店舗までお問い合わせください
瞬く間に過ぎ去る、春の「一番星」を惜しんで
4月1日からスタートした「新物 生初かつお祭り」も、いよいよフィナーレが近づいてきました。
今月、私たちの店舗を彩ったのは、黒潮の激流を泳ぎ抜き、豊洲市場から毎日直送された「一度も冷凍していない」本物の初かつおです。
「かつおの概念が変わった」「このもっちり感は生ならではだね」
そんなお客様からの温かいお言葉が、職人たちの何よりの励みとなりました。
四つの逸品、それぞれの物語を振り返る
今月お届けした四つのメニューは、どれも初かつおの異なる魅力を引き出すための挑戦でした。
初鰹のうずわ
伊豆の漁師たちが隠し通した「生青とうがらし」の刺激。
あの爽快な辛みとかつおの旨みのハーモニーは、一度体験すると忘れられない中毒性があると、多くのリピーターを生みました。
刺身と叩き
鮮度の証である「虹色の輝き」をダイレクトに味わう刺身と、香ばしさが鼻を抜ける叩き。
江戸っ子が熱狂した「初物」の喜びを、現代の最高鮮度で再現した王道の二重奏です。
スパイシーツナぽてマヨチーズ焼き
刺身用のかつおを店内で捌き、中骨まで大切に使い切る「始末の心」から生まれた自家製ツナ。
和食屋が本気で作る洋風の美味しさは、お子様から大人まで幅広い世代に驚きを与えてくれました。
「生」でなければならない理由、最後に。
なぜ、私たちは「生」に、そして「店内で捌くこと」にここまで固執したのか。
それは、かつおという魚が持つ、繊細で移ろいやすい「香り」を守りたかったからです。
一度冷凍してしまえば、あの凛とした赤身の清々しさは失われてしまいます。
職人がまな板の上で包丁を振るうたびに放たれる、虹色の輝き。
それこそが、私たちがお客様に届けたかった「春の生命力」そのものです。
さあ、最後の一口を。
春は出会いと別れの季節。この初かつおとの出会いも、あと数日で幕を閉じます。
「もう一度、あの刺身を食べたい」「うずわの辛さが恋しい」
そう思っていただけるなら、ぜひ最後にもう一度、暖簾をくぐってください。
豊洲直送の鮮度と、職人の感謝を込めた一皿をご用意して、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。








