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敏腕バイヤーのお仕事

敏腕バイヤーのお仕事

ようこそ、豊洲市場の舞台裏へ!
今回は、居酒屋でおなじみの新鮮な魚介がどのように市場から店舗へと運ばれていくのか、その流れを敏腕バイヤーの活躍を通してご紹介します。

前夜から始まる準備

市場は早朝から動き出しますが、バイヤーの仕事はその前夜からスタートします。
毎日、各店舗から届く注文を確認・集計し、当日必要な鮮魚をリストアップし、仲買人さんへ注文します。
これが翌日の商談に向けた第一歩です。

朝の市場での商談

豊洲市場は、夜明け前に開市し「競り」が始まり一気に活気を帯びます。
仲買人さんが競り落とした新鮮な魚介を、バイヤーと仲買人さんの商談がスタートします。
敏腕バイヤーは自ら魚介を確認し、状態や品質を厳しくチェック。
その場で仕入れを決定します。
この目利きと即断が、店舗で提供される一皿一皿のクオリティを支えているのです。

丁寧な仕分けと梱包作業

仕入れた魚介は、そのまますぐに店舗へ送られるわけではありません。
仲買人さんの協力をいただき、店舗ごとに仕分けをおこないます。
それぞれの店舗からの注文に応じて魚介を分け、発泡スチロールに梱包する作業は、素早さと正確さが要求されるプロの技。

店舗へ直送される鮮魚

すべての準備が整った魚介は直送便に載せられ、新鮮なまま各店舗へと届けられます。
その日のうちにメニューへと昇華され、お客様の元へ最高の状態で提供されるのです。

信頼が生む鮮魚介流通の舞台裏 豊洲市場の一日を通して感じたのは、仲買人さんとバイヤーの間にある強い信頼関係。
厳しい目で素材を選び抜く仲買人と、それを信じて料理に活かすバイヤー。
お互いのプロ意識が市場の流通を支え、その結果が消費者に届けられる素晴らしい魚介となります。

市場の表舞台だけでなく、こうした裏方の努力もまた、豊洲市場の魅力の一つ。

鮮魚介の仕入を力強くサポートしていただいている、豊洲市場の仲買である「東京鈴木屋」と「山治」は、鮮魚を扱うプロ中のプロとして知られています。
「東京鈴木屋」と「山治」、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、豊洲市場の活気を支える重要な存在です。彼らのプロの誇りと技術、信頼関係が市場全体のスムーズな運営につながっています!

"魚のプロ集団" 豊洲市場 鮮魚仲卸 ご紹介

ここで、毎日の鮮魚介の仕入をサポートしていただいている「豊洲市場 鮮魚仲卸」を紹介します。

豊洲市場 鮮魚仲卸 東京鈴木屋株式会社

豊洲市場の顔ともいえる仲卸「東京鈴木屋」は、何世代にもわたり市場で鮮魚を扱う伝統的な仲買業者です。
その目利きの技術は業界屈指で、どんな魚でも鮮度や質を一瞬で見抜く力があります。
特に、地元産の魚介類に精通しており、その知識はバイヤーにとって頼れる指南役として絶大な信頼を得ています。
東京鈴木屋は、品質にこだわるバイヤーと強い絆を築き、常に最高の魚介を届けることを目指し、日々サポートしていただいています。
東京鈴木屋 公式サイト

豊洲市場 鮮魚仲卸 株式会社山治

「山治」は革新的なアプローチで知られています。
伝統を大切にしつつも、新しい流通方法や効率的な仕分け技術を取り入れ、変化する市場に対応しています。
山治の強みは迅速さと正確さにあります。
忙しい市場の中で、バイヤーのニーズに応えるべく迅速な商談と仕分けを行い、どんな状況でも高品質な鮮魚を提供する姿勢が評価されています。
山治の仲買人たちの結束力も大きな特徴で、チームとして一丸となり支えていただいています。
山治 公式サイト

次回のレポートでは、人と人で繋いだ新鮮な魚介が、お客様に届く様子からをお伝えする予定です。お楽しみに!

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